明日香 ブランシエラ ホテルズ

おしどり夫婦だった
二帝(天武・持統天皇)の軌跡を訪ねる

おしどり夫婦だった(天武・持統天皇)の軌跡を訪ねる

日本古代最大の内乱といわれる壬申の乱は、
乙巳の変(大化の改新)で知られる天智天皇の皇位継承争い。直系である息子の大友皇子は自害し、命を狙われた弟の大海人皇子が戦いを勝利しました。そして天武天皇として即位し、律令制の導入などを行いました。その貢献を陰で支えたのが皇后の鸕野讃良皇女(うのさららのひめみこ)。しかし天武天皇は、即位から13年で崩御。さらに息子も若くして病死。国を良くするための政治をした天武天皇の良き理解者だった皇后が、夫の意志を継ぎ持統天皇となり国づくりに邁進しました。二人に思いを馳せるゆかりの地を紹介します。

天武天皇が即位し、
律令国家の礎を築いた舞台

飛鳥宮跡
(伝 飛鳥板蓋宮跡(でん あすかいたぶきのみやあと)

 飛鳥宮跡(伝 飛鳥板蓋宮跡(でん あすかいたぶきのみやあと))
中大兄皇子(後の天智天皇)らにより蘇我入鹿が暗殺された乙巳の変(大化の改新)の舞台として知られる場所ですが、ここには複数の「宮」が継続的に置かれていました。天武天皇はここで天皇中心の中央集権国家の確立を目指しました。そして、亡き夫が理想とした国の実現のために、持統天皇が律令国家の礎を築いた場所でもあります。
飛鳥宮の復元模型
飛鳥宮の復元模型〈飛鳥資料館〉。飛鳥岡本宮(舒明天皇)、飛鳥板蓋宮(皇極天皇)、後飛鳥岡本宮(斉明天皇)、飛鳥浄御原宮(天武天皇)と、4つの宮はすべて同じ場所に築かれたといいます。
住所
〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡
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飛鳥宮跡から徒歩3分
郷土料理が味わえるお店

「めんどや」

「めんどや」

牛乳と鶏肉のダシで味わう飛鳥鍋(要予約)といった明日香村に伝わる料理や奈良ならではの料理が味わえる老舗の食事処。なかでも「ひょうたん弁当」(要予約)は、地元食材をたっぷり使うお惣菜や揚げ物などが20品目以上入り女性に人気です。
※「ブランシエラ ヴィラ 明日香」では、夕食付きプランで「飛鳥鍋」をお楽しみいただけます。

住所
〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡40
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より深く歴史と文化を知る
飛鳥の歴史と文化を紹介する博物館

「奈良文化財研究所
飛鳥資料館」

奈良文化財研究所 飛鳥資料館

奈良文化財研究所の展示施設として、持統天皇が藤原京へ遷都するまでの飛鳥の歴史と文化をわかりやすく紹介。発掘調査で出土した土器・瓦をはじめ、天武・持統天皇が造営に尽力した山田寺の東面回廊などが展示されています。

住所
〒634-0102 奈良県高市郡明日香村奥山601
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仲睦まじく二人が眠る

天武・持統天皇陵
(檜隅大内陵(ひのくまおおうちのみささぎ)

天武・持統天皇陵(檜隅大内陵(ひのくまおおうちのみささぎ))
天武天皇と、皇后で皇位継承した持統天皇の墳墓。当時では前例のない珍しい合葬で、持統天皇の遺言だった説があります。古代律令国家体制の基礎を築いた天武天皇と、皇后として献身的にサポートし政治にも深く関与していた、ある意味戦友としての存在だった持統天皇は夫の国づくりへの夢を継いだといいます。天に召されても、仲睦まじく過ごしたロマンに溢れます。
住所
〒634-0145 奈良県高市郡明日香村野口
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天武・持統天皇陵(檜隅大内陵(ひのくまおおうちのみささぎ))
天武天皇の意志を継ぎ、
持統天皇が完成させた

藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)
〈橿原市〉

藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)
持統天皇は、亡き夫(天武天皇)の国づくりの夢を叶えるために、壮大な宮殿と国を治める決まりごとを進め実行。694年に藤原京へ遷都しました。中国にならい、日本で初めて建設された本格的な城郭をめぐらした都市・都城で、その中心には宮殿「藤原宮」がありました。平城京遷都までの16年間、この地で持統、文武、元明の天皇三代が律令国家体制を強力に押し進めたことでも知られます。また藤原の宮跡は「飛鳥・藤原の宮都」として、人類史上価値の高い文化遺産として世界遺産への登録を目指しています。

四季折々に咲く花の名所として人気

春は美しい菜の花と桜が咲き誇る
春は美しい菜の花と桜が咲き誇る
遠くまで広がる秋のコスモス畑
遠くまで広がる秋のコスモス畑
住所
〒634-0027 奈良県橿原市高殿町ほか
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お役立ちリンク
明日香村
旅する明日香ネット
国営飛鳥歴史公園
あすかであそぼ
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